要求モデリング

概要
図表ファーストでの要求定義方法を習得します。
・全体像を把握するためのモデル
・開発範囲を定義するためのモデル
・要求の本質を共有するためのモデル
・横断的に出現する関心ごとのモデル
を作成することで、
全体像を図解し、開発範囲を限定し、要求の抜け漏れを減らすことができます。
その結果、要求者と開発者の理解共有を促進できます。
コース詳細
到達目標 1.シンプルで厳密な要求定義ができる
2.他者に伝わる図表を作成できる
3.要求者と開発者の誤解釈を減らすことができる
対象 要求定義書を作成している方。
開発委託⇔開発受託の界面で理解のずれが生じているプロジェクトの方。
文章作成が苦手だと感じているエンジニア/マネージャにもお勧めします。
特徴 図表を作成し、文章で説明することで、シンプルで厳密な要求定義ができます。

自然言語(日本語の文章)では、曖昧になったり、矛盾があったりしてしまいます。
図表を先に書くことで、要点が明確になり、短い文章で説明するだけで、シンプルで一貫性のある要求定義書になります。

トップダウンで読むことができる図表化で理解し易く、かつ、横断的関心(状態や組合せ)の図表化により抜け漏れを抑制します。
内容 【1日目】
1.要求モデリングとは
 1-1. 要求モデリングとは
 1-2. 要求定義の失敗 【演習】
 1-3. 良いドキュメントとは
2.要求定義のモデル
 2-1. ユースケース図
 2-2. ユースケースシナリオと用語定義
 2-3. イベントリスト 【演習】
 2-4. 要求図     【演習】

3.ステープ定義のモデル
 3-1.スコープ定義とは
 3-2.コンテキスト図 【演習】
 3-3.システムコンテキスト図

4.非機能要求の定義
 4-1.タイミング仕様書
 4-2.非機能要求リスト

【2日目】
5.要求分析:機能とデータ
 5-1. 要求分析の要点
 5-2. データフロー図 【演習】

6.要求分析:横断的関心
 6-1. 横断的関心とは
 6-2. 組合せのモデル化(決定表)
 6-1. 順次処理のモデル化(状態遷移表) 【演習】

7.妥当性確認
 7-1. 妥当性確認の方法
 7-2. ステークホルダ分析 【演習】
 7-3. コンポーネント構造図と骨格コード

8.開発現場での実践
 8-1. どこから始めますか?【演習】
場所 オープン:弊社セミナールーム(新横浜)
オンサイト:ご指定の場所
定員 12名
時間 6時間 (オープンセミナーの場合は10:00〜17:00)