単体テスト技法

概要
モジュール単位の単体テスト技法を習得します。
C言語での関数単位にテストケース設計を行います。
テスト困難なコードとテストし易いコードの違いが明快に分かります。
テスト困難なコードで、複雑なテストケース作成するよりも、リファクタリングすることで、テストが格段に容易になり、かつ品質も安定することを体験できます。
コース詳細
到達目標 1. 単体テストの位置づけ:テストケース書式の意図を理解し、作成することができる
2. 単体テストケース設計:効果的なテストケースを設計できる
3. ソースコードとテストの関係:ソースコードがシンプルだと、テストが楽になることを説明できる
対象 特に以下のような方にお勧めです。
1. きちんとしたテスト技法を使って仕事をしたい
2. 後輩を指導できるよう基本を再確認したい
特徴 ■下位Vモデルを回す
 一筆書き的な大きな関数とリファクタリング後の単機能の関数を、それぞれテストを行うことで、ソースコードとテストの関係を考察します。

■気づきを誘発し、基本の大切さを実感できます
・ソースコードがシンプルだとすると、テストも楽になるんだね
・一筆書きコードなんてテストしていられない
演習形式 個人演習:紙と鉛筆による図面の筆記
グループ演習:図面を介したコミュニケーション
前提 C言語を、それなりに知っている方
 プログラミング経験は不問です。
内容 1. テストとは
 ・代表的なテスト技法
2. テストケースとは
 ・手順と期待結果
3. テストケース設計の基本
 ・同値分析、限界値分析
 ・決定表、エラー推測
4. テストケースへのインプット
 ・関数の引数と戻り値
 ・グローバル変数の副作用
 ・データ辞書定義で境界値を洗い出す
5. テストケース設計の実施
 ・一筆書き関数のテストケース設計
 ・リファクタリングした関数のテストケース設計
 ・カバレッジの比較
6. 状態遷移のテストケース設計
 ・状態の取りうる値をデータ辞書定義
 ・状態遷移のテストケース設計
 ・カバレッジ
7. テストケースの比較と考察
 ・単体テストの効果と効率
場所 オープン:弊社セミナールーム(新横浜)
オンサイト:ご指定の場所
オンライン開催:Teams会議室
定員 12名
時間 6時間
(オープンセミナーの場合は10:00~17:00)