アーキテクチャ設計基礎

概要
ソフトウェアの全体像を俯瞰でき、パフォーマンスのボトルネックやタイミングが際どい箇所を見える化できる三つの設計図「静的構造図」と「動的構造図」と「状態遷移図」の作図を体験します。
ソフトウェア資産化の2つのアプローチ(部品化再利用/プロダクトライン開発)の要点を理解します。 1日でのアーキテクチャ設計ひとめぐりコースです。
コース詳細
到達目標 本コース修了後、次の事項ができることを目標としています。
1.組込みソフトウェア設計の三つの図面の読み書きができる
2.設計原則として、高凝集・疎結合・走り切りを説明できる
3.ソフトウェア資産化の2つのアプローチを説明できる
4.開発現場でアーキクチャ設計の第一歩が踏み出せるようになる
対象 ソフトウェア開発経験3年以上の方
アーキテクト候補の方/アーキテクトを目指す方
既存ソースコードの資産価値を上げたい方
特徴 大規模なソフトウエアに局所的に修正を加えたり、状態定義を場当たり的に追加したりしていては、コードはますます理解困難になり、想定外の不具合やテスト工程での設計やり直し、納期に間に合わせるための突貫工事などが発生してしまいます。
アーキテクチャ設計で、不具合の未然防止、開発スピードの大幅な向上、そして、ソースコードの資産価値の向上、を目指すことができます。
内容 【午前】
1. はじめに
 大規模化/システム化、在庫化、ソフトウェア疲労
2. アーキテクチャ設計とは:多面化と詳細化の違い、5つのビュー
3. トップダウンアプローチでの図面化
 3-1. 静的構造図
【午後】
 3-2. 動的構造図
 3-3. 状態遷移図
4.設計原則:高凝集・疎結合、走り切り
5.リバースアプローチ概要
 リファクタリングとリバース設計
6.資産化アプローチ
 6-1. 部品化再利用(プラットフォーム化)
 6-2. プロダクトライン開発
7.まとめ:コード中心から設計中心へ
場所 オープン:弊社セミナールーム(新横浜)
オンサイト:ご指定の場所
定員 12名
時間 6時間 (オープンセミナーの場合は 10:00~17:00 )