新規開発でも利用価値があるのですか?

Yesです。 AtScopeは、新規開発でも利用価値があります。

設計意図発掘ツールAtScopeは、方式設計の初期段階(実装プロトタイプ)の時点から使うことができます。

それに対して、静的解析ツールは、単体テストが完了したあとの、結合テストくらいから使われることが多いです。

その理由は、

多くの静的解析ツールは、

(1)プログラマー自身ではなく、第三者が解析するケースが多い(それなりに出来てから解析したい)

(2)単体テストも出来ていないソースコードを静的解析しても、誰も対応してくれない(無駄な作業になってしまう)

(3)そもそもコンパイルできていないとツールが動かない(ツールを通すだけで手間と時間がかかる)

というようなことがあります。

 

設計意図発掘ツールAtScopeは、アーキテクチャ構造とソースコードの差分を見ることができるツールです。

すなわち、設計意図を維持するために使うことができます。ですので、関数が二つあって、それが関数コールされている時点から使うことができます。方式設計の初期段階(実装プロトタイプ)の時点から使うことで、技術的なリスクを低減することができて、かつ、保守性の高い設計構造を維持したままプログラミングができます。

AtScopeの特徴は、

(1)プログラマー自身とアーキテクトが、全体構造を維持ために使う(ソフトウェア疲労を防止)

(2)単体テストという実装上の正しさではなく、設計構造のレビューで使う(設計力も上がる)

(3)コンパイルできないコードでも、ワンクリックで図面化できる(準備工数はほぼゼロ)

です。

 

IoT開発で試作しながら製品化するプロジェクトや、新製品開発時に使える、数少ない設計ツールですので、是非ご活用ください。